御阿礼式廻轉時空証明

タイトル
御阿礼式廻轉時空証明 Self-Reference ENGINE of Hieda's Archives
発行
火照るパン
発行者
春日野土筆
発行日
2011年2月20日 求代目の紅茶会
ページ数
148P / 新書判
ウェブ
http://www7b.biglobe.ne.jp/~tsukushi_k/doujin_09archives.html
担当箇所
組版、版面設計
特記事項
目次、章扉等は、RED氏(RED-SIGHT

 東方二次小説本。

 ノドに辞書風のツメをあしらった版面デザイン。偶数ページ(右)は鏡文字。章ごとにツメ・柱が変化するだけでなく、ノンブルもリセットされて章ごとに1からふり直し。それが17章分……。作業の手間もとい、凝り具合で未だに一二を争う本。

 話の内容と、連環・閉じたイメージのデザインがかみ合っており、イラスト・デザイン・装幀等丸ごと含めた一冊の本として、完成度の高いものになっているように思える。

組版小ネタ

 ノンブルを章ごとに1からふり直しているのだが、それはそれとして別途、印刷製本用に頭から通したノンブルも必要になる。なので、隠しノンブルでP1~184のノンブルを。

 で、InDesignで二系統のノンブルを作成できるかというと、残念ながらそういった機能はない。

 解決策はいくつかあるが、この本では「箇条書き」機能を利用した。

 マスターページで、ノンブルをいれるテキストフレームを連結しておく。中身はからでいい。そこに、段落スタイルを適用。箇条書きをONにして、後続テキストに改フレームを指定。そうすると、連結されたテキストフレームごとに連番で数字が表示される。あとは、ページ上でオーバーライドして、繋がっていないフレームを全て連結。

 全てコピペor一から入力するよりはマシ、な程度の力業ではあるが、手作業と違ってうっかりミスの可能性は減らせるのは大きなメリット。

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